
浦添ようどれ
浦添城跡内にある王の墓で、別名を「極楽陵(ごくらくりょう)」といいます。13世紀に造られた英祖王(えいそおう)(在位1260~1299)の墓といわれており、1620年に尚寧王(しょうねいおう)(在位1589~1620)により改修されました。崖にある二つの横穴を石積みで塞いで墓室にした墓で、さらに周囲を石積みで囲っています。墓室は西側(向かって右)の西室が英祖王陵といわれ、東側の東室に尚寧王と彼の一族が葬られています。墓室には骨を納めるための石製の厨子が安置されています。「ようどれ」とは琉球の言葉で「夕凪」を意味しており、その静かで穏やかなイメージから「墓」の意味に用いられているといわれております。墓室内部は非公開ですが、「浦添グスク・ようどれ館」に西室内部を再現しています。
撮影日不明
- 撮影:
- 浦添市
- 権利者:
- 浦添市
- 撮影場所:
- 浦添ようどれ
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ライセンス
不明