赤木城跡
『赤木城』は、藤堂高虎によって天正17(1589)年頃、反対勢力を抑える目的で築城されたと言われ、主郭を中心とした三方の尾根上と裾部に郭を設けています。尾根を利用した郭配置は中世山城の様相を引き継ぐ一方で、高く積まれた石垣や発達した虎口など近世城郭の要素も見受けられます。
平成4年には保存管理計画が策定され、平成16年までの13年間にわたって、石垣の積み直しや遊歩道の設置などの維持整備を行い、復元作業が行われました。
また、あわせて平成7年から15年まで発掘調査が行われ、天目茶碗や砥石、釘などが出土しました。
2014年4月3日撮影
- 撮影:
- 熊野市
- 権利者:
- 熊野市
- 撮影場所:
- 赤木城跡
タグ
ライセンス